■秘書検定 準1級 学習の記録

0-0 受験の動機

ビジネス検定案内の冊子を入手したのは新年度に変わった2010年4月頃でした。

過去に秘書検定2級・ビジネス電話検定A級を取得した経験があるつながりから手にしたのですが、今回も何か挑戦したいなぁ、と思い続けて数年が経過していました。




社会人になって5年目の今年、ようやく職場の様々な部署と仕事(機械メーカの開発部やら営業部やらで、SEやら技術営業やら保守サービスやら・・・)に携わって、さらに毎年入社してくる後輩を見ていて、ふと思いました。

「ビジネスマナーの前に『只のマナー』に疎い後輩たちだけど、私がとやかく言える程&教えられるほど、知識や態度を身につけているのか?」

お客様とすれ違っても挨拶をしていなかったり、後ろで腕を組んで人の話を聞いたり、敬語を使わない会話を聞いたりする度に、上記の疑問が心の中にありました。

これを解消するためにはなにか根拠となるものの後ろ盾を少し借り、積極的に自らが手本を示す必要がある、と思いました。




説得力を持たせるために「秘書検定」はどうだろうと思ったのですが、次に私が挑戦すべき階級は準1級以上であり、合格するためには面接試験を突破する必要がありました。

ちなみに私、秘書経験は全くなく、職人気質満載の(?)全体人数の9割が男性社員という機械メーカという職場におり、秘書も存在しないため(社長の秘書的役割・・・というか雑務?は総務部の業務のひとつ)、身近な人から「純然たる秘書」とは(しかも女性で)を日常的に学ぶことが不可能な環境でした。

さらに、勉強のために費用を抑えようと企んでおりまして、一次試験は過去問・二次試験はDVDのみを使用するつもりでした。

合格体験記が掲載されている

 ・http://www.hisho.eek.jp/taiken/j1kyu.html

 ・http://pricra.net/hs/

を拝見し、「私には無理な可能性大だ!!」と思ったものの、学生のときのように十分な時間があるわけでもない身(結構あるんです・・・残業;;)のため、一発合格を狙わない方向に考えました。

1回で受かったらラッキー、失敗してもその後2回程の受験でコツを掴みつつ、セミナー受けに行ったりして経験を蓄積すれば合格できるだろう・・・と、ゆとりを持って挑戦することを決めまして、受験申し込みすることと致しました。




私はどうにも「決意を宣言すると失敗するタイプ」のようで、周囲に知られると同時にやる気をなくす or 完了した気になる傾向にあります・・・

この性格はなんとか克服せねばならないことなのですが、このときも家族以外には誰にも言わずに受験するということも同時に心に決めました。(笑)